肥前の古窯著者の川口誠二さんを訪問

肥前の古窯:肥前陶磁器の故郷を訪ねて
川口誠二 著(出版社・長崎文献社)

長崎市内で古美術店を営む、この本の著者 川口誠ニさんをお尋ねして、肥前の古窯のお話をお聞きしました。

(以下は、川口さん談)
窯跡の上には必ずお墓や石碑、神社や祠があります。
お供え物として、陶石や磁石で作った石だんごがあって、それは丸いから窯跡の下や低い土地に転がってます。
釉薬をかけたものもあれば、そのまま焼いたものもあり、窯によって丸いのもあれば、だんごみたいに楕円のものもあるから撮影してください。
ふつうの皿や茶碗など陶片はつまらないです。それより二つの器がくっついているものは、それらが同時代に同じ窯で焼かれたという決定的証拠だから記録に残すべきです。
窯跡の周辺の環境が、東西南北どちらに向かって作られている窯なのか、冬はどちらから陽射しがありどちらから風が吹くのか、傾斜の勾配を計ったり、記録してください。
石碑はふつうに撮影しても文字が判明しないから、なんらかの工夫をして記録に残して欲しい。
窯跡に残された石碑の研究をもっとしていきたい。
川口さんは子供を連れて窯跡を巡った、子供は藪の中を潜って陶片などを発見してくれた。
窯跡で食べるおにぎりは美味かったです。窯跡は山奥が多く当時はコンビニも無かったので苦労しました。